日本人は集団主義ではないのか?

ブログのネタになることを積極的に見つけないと、あっという間に?というより、
ただ時間に追われて過ぎていきます...

逆にブログのネタを見つける動きをすると、1日の中で立ち止まる時間をつくれて、
それが良い時間になっているので、やはり毎日そういった時間は過ごしたいです。
※ブログのネタにならないことが多いですが...

ということで、今日はタイトルについて気になっていたものの、調べていなかったので、すこし関連の実験結果を調べてみました。
要約すると、

通説

  • 日本人は自己主張をせずに、自分の意見を集団の意見に合わせる。
  • 日本人は周りにどう見られるかを異常に気にする。日本人には個性がない。
  • 日本人は自分の意見を主張することがなく,独創性に欠ける。

今回調べた実験結果

  • 日本人論では長らく「日本人は集団主義的」とされてきたが、心理学、言語学、経済学、教育学などの分野での実証的研究から、この通説は事実ではないことが分かった。
  • 心理学的研究からは、日本人とアメリカ人の集団主義個人主義に大きな差はないことが示された。
  • 言語学的研究からは、日本語にも個と集団を区別する特徴があることが明らかになった。
  • 教育学的研究からは、「いじめ」が日本特有の集団主義的現象とはいえないことが分かった。
  • 経済学的研究からは、「日本的経営」「日本株式会社」説の虚構性が示された。
  • 日本人の集団主義は歴史的状況に起因する一時的なもので、元来個人主義的な側面もあったことが分かった。
  • 「日本人は集団主義的」はオリエンタリズムの一種で、対応バイアスなど思考の歪みが作用していることが推測される。

つまり、今回見た実験の結果では通説と真逆の結果になるものでした。

勿論、実験なので通説通りの結果になるものもあると思いますが、
ともあれ個人としては、
日本人は という固定概念に囚われず、
良いところは誇り、人を見るときには、「自分は、この人は、あの人は」という観点を忘れず、
ということが大切にしよう。と、なぜ実験を調べた?という着地点になりました。